ニンジンの有効活用
野菜中心の百姓 hori です。
信州富士見の景色もだいぶ淋しくなってまいりまして、秋の深まりと冬の到来を同時に感じますね。
ワタシは持病で気管支炎がありまして、また咳で夜中起されるシーズンが来ると思うと気が滅入ります。
本当に根菜料理が恋しい季節になってまいりました。
根菜の代表格といったらダイコン、こんにゃく、レンコンは咳の抑制に効果があるそうなので今からせっせと頂いています。
それにビタミン豊富なジャガイモ、ニンジンなど、寒くなると食卓の主役になるこれらの野菜って風邪を患いやすい時期だからこその食べ物なんです。
昔から何気無く冬の食べ物だと思ってたけど理にかなってるんですね。
現代は肉中心の欧米食が主流で、煮物など季節の惣菜を食べない家庭も多いそうです。
病気になりやすいと思う方は、この季節だけでも意識して根菜を摂ってみてはいかがでしょう!
ワタシが愛読している、
漢方医学 大塚敬節 著
曰く
漢方の立場では、からだの調和が破れた時に病気になる、調和を整えてやれば病気が治る、と考える。健康を保つ要素は色々ありますが、調和の取れた食事、すなわちバランスよく肉も野菜も食べる事が大切、食の改善だけでも病気に負けづらいカラダに成ることをワタシは身を持って体験しました。
カナイが食事管理をしっかりしてくれる人でバランスの良い食事とご飯の量を計っての食生活を続ける事、6年で65±3kgだった体重が現在55±1kg、毎四半期/回、風邪をひいていたワタシが年/回程度になりました。
いちばん驚いたのは、乾燥する時期や食器洗い、油を触った時など直ぐに酷い肌アレになり、体質なんだと思っていましたが今ではすっかりアレなくなりました。
そんなワタシが超オススメのメニューがあります。
それは、
“ニンジンしりしり”
これホントに最強ですから!
キャロットの語源ともなっているβ-カロテンは体内でビタミンAに代わるのですが、
皮膚、喉、消化器官、肺などの粘膜を正常に保ち、抗ガン作用も動物実験で証明されています。
それで何が“最強”かって油との相性が抜群でβ-カロテンが70%溶けるので効果的に恩恵が受けられるのです!
水には10%、煮ると50%です。
ちなみに生ニンジンの酵素はビタミンCを破壊する作用があるので他の野菜や果物と一緒にジュースなどにしてしまうと意味がなくなるので注意です。
ニンジンは年中作りやすい野菜でもありスーパーで直ぐに手に入りますし、この調理法ですと子供や嫌いな人にも比較的食べやすいと思いますので是非試してみて貰いたいと思います。
でもニンジン嫌いなカナイは一口も食べないってのはココだけの話しw